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2005年 04月 13日
コンスタンティン
アメコミ「Hellblazer」の映画化。ヘルレイザーじゃありません。禁煙奨励映画でも(多分)ありません。 監督はMTV系からの新人。天国・地獄・天使・悪魔入り乱れるところキアヌ扮するオカルト探偵が...と聞けばマトリックス派生のバッタもんかと誰しも思うでしょう。でもアクションはあまりありません。そういう意味ではキアヌは全編破綻なくかっこいい(ZIPPOの消し方を除いて)。 予告編は例によっていいとこ取りエッセンス。学習効果というものが無い私は好みのジャンルでトレーラーが格好良ければどんな映画でも期待してしまいます。ただ多大な期待をしていくものとダメモトでのぞむものとが...で、今回は当然後者だったんですが。 作品のタイプからするとはずした場合は大OBだなと思っていたんですがそうでもない。はずした割には意外と好きというかそういうのははずしてないというか。 人間に紛れて異世界の住人が住んでいるシチュエーションていうのは妖怪人間ベムの昔よりもっと前それこそ原始時代から数え上げればきりが無いだろうし、小道具にワケアリ物を使うのも良くある事。突っ込みどころもたくさん(なんで水だらいに足突っ込んで地獄に転移できるんだよ!とか)。 画とキャスト良かったです。構図なのか見せ方なのかこの辺はミュージッククリップで鍛えられたものなのか、部分部分で印象に残るカットやシーンがありました。中でも天使が羽を広げる部分は妙に気に入ったしガラス片ただよう中を歩くルシファーはなかなか格好良かった。キャストに関しても、それぞれキャラ立ちしていて、中でもガブリエル&ルシファーは大変魅力的でした。 このセンスでナンシー・A. コリンズのミッドナイト・ブルーシリーズ(観ている最中に思い出した)撮ってくれないものかなーと。 天使の羽が開いた箇所は最初悪魔の羽かと。あんな薄汚れた羽ってことは神様と悪魔の区別なんかも無くて地獄の悪魔と天国の大悪魔という....
by uriri1991
| 2005-04-13 23:41
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